【「フォーチュン・クエスト」を振り返る】無印(新装版)2~3巻「忘れられた村の忘れられたスープ」編

完結後に振り返る「フォーチュン・クエスト」シリーズ。

 

※内容のネタバレを含みます

 

無印(新装版)2~3巻「忘れられた村の忘れられたスープ」

 

上下巻モノで、話がとても濃いです。色んな人物が出てきて、色んな場所に行きます。
その後もたびたび話題にあがる、「あの」出来事の起こった話です。クレイって不憫。

 


 

2巻発行日:1990年5月


 

3巻発行日:1990年9月

 

登場人物も多く、舞台となる場所も多く、色んなことをする。散らばった伏線がクライマックスに向けて、一つの箇所に集まっていく。バラバラになっているパズルのピースが、だんだんはまっていくような、そんな感覚。

シリーズ全巻読んでなお、このオウム化事件が、クレイ最大の災難だったのでは…と思いますね。1巻では戦線離脱、2巻と3巻ではオウムになる…。ほんと不憫…。

そしてシロちゃんが終始けなげすぎて涙ちょちょぎれてしまう。こんな賢くていい子がパーティの仲間になってくれたなんて、パステルたちはなんて幸せなんだ。「わかんないこと言うやつだったら熱いの吹くデシ!って言ってくれるシロちゃん、ふらふらになりながら火の番してくれたシロちゃん、ぎゅーーーーってしたい。

この話でちょっと印象的だったのが、パステルにマッパーとしての役割から逃げさせなかったトラップですね。
フォーチュンシリーズ読み進めていてわかってはいたんですけど、この話を改めて読んで、彼のスタンスは本当に一貫しているなと思ったのです。「代わりにやってあげる」のではなく、「背中を押す」のみ。自分のやるべきことはしっかりやれ、というスタンス。厳しいけど、同時に優しいところでもあるなと、今では思うのです。
そんなトラップなので、そりゃあ、某氏のスタンスとは喧嘩してしまうわけだ。考えれば考えるほど、某氏とトラップは真逆ですね。優しさの種類が違うんだな。(新2~5巻の話をしています)

 

 

【以下、内容に関する雑多なメモ】

・メンバー紹介のトラップが半裸。あのタイツを大切そうに洗っている。例のタイツね…
・キットン、まわりにハエみたいなのが飛んでるって…キットン風呂入って…
・石化しても長期の入院で済むのか
・ジュン・ケイ様初登場
・聖騎士の塔の話題が出てくる
・トラップのことを「鈍感未熟男」と称するパステル。鈍感ねぇ…(首をかしげる
・とってもマメなクレイ
・ラップバード2回目の登場
・ルーミィ、フライの魔法を覚える
・キャップにピンクのスライムがはりついたペンって、最終巻の「THE END」のやつ?
・クレイ~~~~~~~!!!!!!!!!(叫)
・シナリオ屋の方のオーシがあの顔でローレンスであることが判明
・ヒポちゃん初登場(プルトニカン生命所有)
・サラスが出てくる
・ノルはヒポちゃんと話せる
・オーム同士が言い争う挿絵笑う
・叫ぶだけ叫んでパステルの後ろにさっと隠れるトラップ
・女性冒険者のトイレ事情は大変
・徐々に覚醒していくキットン
・アクスくん初登場
・トラップも思うことが色々あるのね…
・シロちゃん!!なんてけなげなの…
・ダンジョンのブルース
・控えめに言ってジュン・ケイ様かっこよすぎる
・「全然使ってないから」ってノル…やさしすぎるよ…
・スライムの夫婦の妄想
・JB殿登場
・ノルがすごい(語彙力)
・「盗賊の苦労もおわかりになった?」
・汚い手ぬぐいを渡すトラップ(受け取らないパステル)
・ゲームに関して熱弁するトラップ
・ラップバードたちグッジョブ!
・「ガッテン承知デシ!」かわいい…
・エルフの里の歌
・盗賊のルンバと薬草音頭が気になりすぎる
・シロちゃんほんとけなげすぎて泣いちゃう
パステルの初恋
・クレイよかったねぇ
パステル強い
・メナース様ぁ………
・英雄キットン
・クレイ、ブレストアーマーをもらう
・ジュン・ケイ様カミングアウト
・トラップ「もうちっと釣り合う相手のほうが無難だぜ」
・新装版書下ろしストーリーはクレイ。(2巻と3巻で上下もの)かっこいいぞ!

 

 

 

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